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デジタル簡易無線の電源をシガーソケットから供給する

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はじめに

今回はデジタル簡易無線のiCOM IC-D51に使っている
シガーソケットから電源を供給するアダプターを見ていきます。

デジタル簡易無線を車のシガーソケットから直接運用します。

IC-DPR6 や IC-DPR5 などをシガーソケット運用ができます。

正式名称って何なのでしょうか?バッテリーエリミネーター?
皆さんは何て呼んでますか?

アリエクスプレスで購入しました。

バッテリーエリミネーター車の充電器 ICOM
https://ja.aliexpress.com/item/32890660664.html

外見

本体

こんな感じです。無線機に取り付ける部分からシガープラグへのカールコードが生えているという単純な構成です。


本体正面

本体正面です。
ガッツリiC〇Mとロゴが入っていますが純正品ではありません。シリアル番号?が00507と入っていますがすべて同じ番号が振られているようです。

また、リチウムイオンバッテリーと記載がありますが内部にバッテリーは入っておりません。

ラベルを見る限りさすがコピー天国といったところでしょうか…


本体後面

後面になります。おそらくバッテリーと共通のシェルケースを使っているのでしょうか充電用の端子が並んでいます

後ほど中身を見ますが、この端子すべてに配線がされていないのでダミーです。


端子

無線機と接続される端子です。


シガープラグ部分

とくに特徴もないです。はい。

インジケーターランプがついてます。

レビュー

この商品のレビューです。



入力電圧が10~35Vまで対応で
ですのでトラックから乗用車まで幅広い車で使用できます。
またicomのBP-227が利用できる無線機すべてで使うことができそうです。

ですのでシガーソケットのある環境であればバッテリーの残量を気にすることなく無線機の運用ができます。

難点がありましたので書いておきます。
2つありました。

  1. 最初についているヒューズが1Aの為送信中にドロップアウトする
  2. 取り付けをするのに一部加工が必要だった。

以上の2点です。
1については、シガープラグ内部のヒューズが切れるギリギリだったため切れずに電圧降下を起こし、無線機が再起動やLoバッテリー表示になる状態でしたので5Aほどのヒューズに交換し対応しました。長時間交信で切れ気づきました。

2については次の画像赤丸部分をカッターナイフで差し込めるところまで削り対応しました。

加工部分

赤丸部分を削り差し込めるように加工しています。無理やり差し込むと外れないか、無線機が壊れちゃいそうになります。


装着イメージ

装着するとこのような感じです。

思っている以上にぴったりと作られています。


PTTボタン側


本体背面

背面です
上の部分のスキマが大きいように感じます。
防水性能は期待できません。


ベルトクリップ部分

ベルトクリップは純正を使用できます。

分解

シガープラグ分解

プラグ先端部分とプラスのネジ2つを外すことで分解できます。


部品

部品はこんな感じでした

(左下の数字は気にしないでください笑)


本体の分解

本体の分解編です。
本体は接着剤で止まっています。赤い線の部分にカッターナイフなどを差し込んで開いてください。

全周にわたって接着されています。無理にめくりあげると壊れてしまいます。


中身

いたって単純な中身です。

L7808CVが2つ使われています。
こちらの定格最大電流が1.5Aですので2で3A程度出力できるようです。

さいごに

今回は無線機のアダプターの分解でした

デジタル簡易無線を運用することが多いのですが、その運用先でバッテリー切れになることが多く、また運用先に車で向かい車内で運用することが多いのでシガーソケットがら給電できないのかと探しているときに見つけた商品です。

バッテリー切れに悩まされることは一切なくなりました。

適合情報はBP-227が使える機種を探していただければ間違いないと思います。

参考までにIC-DPR6やDPR5、IC-D60などもシガーソケットでの運用ができます!

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