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録画サーバー組み立ての記録

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はじめに

今回は組み立てた録画専用サーバーについて記載したいと思います。

なぜのそ運用形態にしたかも記載しますので参考になればと思います。

導入方法につきましては他の方が詳細に書かれていますのでそちらを参照してください。

導入の経緯

自宅で使用していたシャープのブルーレイレコーダーが故障したのをきっかけに録画サーバーなるものを組み立ててみよう決心しました。(おおげさ)

実際には使っていないパソコン部品が転がっていたのでそれを利用して何とかならないかと構成を考えたため、追加部品はHDDとSSDのみでした。

構成

録画サーバーの構成です

ハード

  • マザーボード
    • ASRocK H87 Pro4
  • CPU
    • core i7 4770
  • メモリ
    •  DDR3 4GB 2枚
  • 電源
    • 430W CX430M CORSAIR
  • HDD 記録用
    • Seagate BarraCuda 3.5″ 8TB
  • SSD システム用
    • Crucial SSD 240GB BX500
  ※記録とシステムを別にしている理由は次項の5番で解説しています。今回の構成のミソはここです。
  • カードリーダー
    •  SCR3310/v2.0
  • チューナー
    •  アースソフト PT2

システム

  • sentOS
  • Mirakurun
  • EPGStation

以上の構成でくみ上げました。

解説

この録画サーバー以下のやりたいことをできるように構成しました。

  1. LAN内の録画データの再生
  2. LAN内での同時配信
  3. iPhoneやiPad,Android端末での視聴
  4. 録画データの持ち出し
  5. トラブル発生時にすぐ戻せる

1、録画データの再生はサーバー自体をNASのように扱ってiPhoneからアクセスできるようにしています。

2、LAN内での同時配信はiPhoneでテレビが見れるよう無線LANルーターを高速なものに変えています。またMirakurunを使っています。

3、この項目は前項の導入で解決しています。

4、この項目もwi-fiルーターを11n 300Mbpsのものから11ac 1200Mbpsの物に変えました。

5、最大のメリットがこちらです。トラブル発生時にすぐ戻せるという点に関しては、録画データ用とシステム用でストレージを別にしています。このように構成することでエラー時の復帰を簡単にしています。

簡単になる理由としては、1つのHDDに録画データとシステムを共存させてしてしまうと障害発生時にシステムを入れなおす必要があります。
また、HDDが一杯になったときシステムを入れなおすことなくHDDのみを入れ替え運用することができます。

またシステム用SSDのコピーを物理的に2つ用意しておくことでSSDの寿命やアップデートをした際の障害にも差し替えるだけで対応できるようにしています。

さいごに

特に解説などがない記事でしたが録画用とシステムを別のストレージにすることで非常に多くのメリットがあります。

ぜひ導入する際にはストレージを別にすることをお勧めします。

自分自身も運用中3回ほどトラブルに見舞われましたが物理的に違うストレージを用意しておくことでシステムの再構築が不要になりますので録画のできないダイウンタイムがSSDを入れ替える3分で済みます。

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